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蔵書票

Ex libris

リトグラフで制作した蔵書票作品。

蔵書票とは、かつて本の持ち主を明らかにするため署名を画面に刻んだ版画の紙片をさす。古くは海外で、お気に入りの本を所有した際、持ち主の証明書として小版画を見返しに貼る風習があった。アジアでは蔵書印という認識の方が強いという。

その蔵書票を愛好家は「紙の宝石」と称し、版画の所有性、愛好性を深く認識させた。今でこそ大型版画が多くなってきたが、本来この特性こそが版画の魅力なのだと感じる。

 

 

 

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